(2018.05.03更新)
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募集終了しました|NPOの広報担当として転職してみませんか?
みなさん、こんにちは。ノーベル事務局です。
認定NPO法人ノーベルでは、現在、広報・マーケティング担当の正職員募集を行っています!
「”NPO”ってよくわかんない。仕事おもしろいのかな??」など、きっとビジネスセクターの方は感じているはず。
そこで今回、広告業界からNPOへ転職し、早8年が経とうとしている私が、NPOの広報・マーケティング担当として経験してきたこと、その醍醐味をお伝えしていきたいと思います!
「NPOへの転職、悪くないな」
「人生、チャレンジしていく舞台には最高だ」
ひとりでいいので、本記事を読んで、そう思っていただけたら本望です。
事業型NPOとして本気でマーケティングをしています
NPOにもいろんな形態があります。例えば、収入構成の観点で見ると、収入の構成が寄付が大半を占めている寄付型NPOと、自主事業の売上で占めている事業型NPOの2つがあります。
事業型NPOでも補助金の収入が多いNPOと、受益者からいただく代金収入が多いNPOなど、さまざまです。
ノーベルの場合は売上の6~7割は、自主事業である「訪問病児保育事業」を通じて、利用者さんからいただく利用料となっており、残りの3~4割がご寄付となっています。
訪問型病児保育事業は、基本的に行政からの補助金はゼロ。委託事業とは異なり、広報活動も行政等の力は借りられません。
・いかにこのサービスを必要とする働く親御さんへ知ってもらえるか
・いかにこのサービスにお金を払っても利用したいと思ってもらえるか
利用者さんからいただく1円の重みを感じながら、事業を進めてきました。
・本当は困っているのに、こんなサービスを知らずに働くことを諦めている親御さんを減らすこと
・本当は使いたいのに、家族の反対や経済的理由で使えない親御さんを減らすこと
病児保育を必要とする誰もが利用できるセーフティネットにするため、
子どもを産んでも働き続けられることが当たり前の社会へつなげるために、
多くのプロフェッショナルな外部パートナーさんと一緒にマーケティング施策を進めています。
「あ、わたしのためのサービスだ」と思ってもらえるようなポスター
電通の「おかんカンパニー」のクリエイターさんが作ってくださいました。そして2014年度「TCC新人賞」を獲得。クライアントとして、そうそうたる大企業と並び、東京での授賞式に出席し、<クリエイティブの力>を体感した経験でした。
子どもの病気と仕事のやりくり術をまとめた冊子「働く!!おかん図鑑」
こちらも電通「おかんカンパニー」の皆さんと、構成から一緒につくりあげました。育休復帰後間もない働くママや、祖父母、保育園の先生、企業の人事担当者さんなど、過去7,000部超を販売しています。
病児保育や育児のお役立ち情報を届けるブログの発信
「預けるのが不安…」そんな親御さんにリアルな保育の様子をお伝えし、少しでも安心感を提供できたらとはじめた「病児保育スタッフ奮闘記」や「育休復帰準備特集」など。
Salesforceを使った顧客管理やメールマーケティング
A/BテストをしながらWEBサイトを改修したり、Salesforceをベースにしたマーケティングオートメーションツールを導入し、メールマーケティングも実施しています。Salesforce社のWEBサイトに事例として取り上げていただきました。
代表・高の講演やイベント・セミナー
子どもの病気乗り切り術セミナーなど、代表以外の広報メンバーが、ワーママ向けイベントや企業研修などで、講師として登壇する機会もあります。
採用活動の映像制作
利用者さんだけでなく、保育スタッフの募集・採用活動も我々のしごと。映像制作も増えてきました。
利用者さんの経済的負担を軽減するために、「企業」や「自治体」が一部負担するような提携を形にする営業活動もあったり。
大阪マラソンでのファンドレイジング
寄付を募って、ひとり親のご家庭や障害を持ったお子さんがいるご家庭の経済的負担を減らす「ドノ親子ニモ応援団プロジェクト」も実施しており、ファンドレイジング活動も盛んです。大阪マラソンの公式寄付先団体に6年連続選んでいただき、ブースでの展示内容を考えることもあります。
NPOの年間の活動をまとめたアニュアルレポートの作成
活動を支援してくださる方々、支援の輪を広げていくため、毎年のアニュアルレポート制作も大切なお仕事です。
そのほか、プレスリリース作成やテレビ・新聞などのメディア取材対応、保育園などへのチラシ配りなどなど。
私たちが目指す理想の社会には、まだまだとてつもなく程遠い状況なので、やることは盛りだくさんです(笑)
NPOだからのオモシロさがあります
どんどん新しいことにチャレンジできる環境/意思決定のはやさ
組織風土にもよりますし、もちろんビジネスセクターにもこんな会社はいくらでもあると思いますが、職員数が多くない(ノーベルで20名弱)組織なので、代表とも距離が近く、広報マーケティングを担当するメンバーは3人ほどです。
必然的に、自分で考えたことをカタチにできる機会がほとんどです。与えられた仕事ではなく、自分で課題を捉え、自分で考えた解決策を実行する。あなたの成長が、組織の成長、世の中への価値創出に直結するステージです。
仲間が共感して集まってくる
資金は潤沢にはありませんが(笑)企画に価値があれば、助成金申請で資金を得ていくことも可能ですし、プロボノさんなどスキルを提供してくださるボランティアさん、もちろん寄付者さんも集めていくことができます。
自社の拡大のためではなく、「子育て世帯のため、地域のため、未来のため」なので、様々な援助を外部から得やすく、様々なステークホルダーと活動をともに推進できるのもNPOの魅力です。
「なんのためにやってるか」が明確である
「わたし、何のためにこんなことやってるんだっけ…」
ふと、そう感じることがある方もおられるでしょう。
もちろんNPO職員でも迷いを感じるときもあるとは思いますが、団体のビジョン、ミッションがあり、現場の作業ひとつひとつが、そのビジョン達成に向けた役割を担っていることは明確です。
受益者さん、ノーベルでいうと、働く親御さんやお子さんたちからの喜びの声、お礼、「もっとこうしたらいいのに」という激励など、多くの声が届くので、やりがいを感じながら、日々取り組めます。
つい先日も利用後アンケートで、「大きくなったら、ノーベルさんになりたい」と言ってくれた、会員の女の子がいました。憧れの職業になるほどの価値を提供できてるんだなとスタッフ一同、奮起したものです♪
「子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会」というビジョンへの共感と当事者意識
ノーベルが掲げるビジョン「子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会」を、一緒につくりたい/今、困っている子育て世帯の力になりたい
これまでの自分が培ってきたビジネススキルや経験を活かせそうだ
この2つを感じてくださった方は、ノーベルの選考の50%は通過していると言っても過言ではありません。上記で紹介した施策をすべて経験している必要はありません。
今の社会、子育て環境に何かしら疑問を持っている方、「こうなったらいいのに!」と思いがある方、「収入は下がっても、今、第2の人生、チャレンジしてみたい」と思う方、ぜひ一度ノーベルの事務所に来ていただいて、一緒にどんな未来を描けるか、お話したいと思っています。
社会を変えるためには、そこで暮らす人々の心を動かして、アクションを変えていくことが必要です。マーケティング、クリエイティブのチカラが求められています。
あなたのチカラを発揮できるステージは、とてつもなく大きい。あなたが描く未来、ノーベルが描く未来を重ねて、ぜひ一緒に走り抜けましょう。
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