(2019.11.12更新)
2030ビジョン提言
ノーベル10周年の節目「2030年へのVISION BOOK」を発表!団体ロゴも刷新します!
皆さん、こんにちは。
2019年11月10日、ノーベルは団体設立10周年の節目を迎えることができました。
利用会員の皆さまをはじめ、創業当初から本当に多くのサポーター・寄付者の方々にご支援いただき、また自治体や各種パートナー法人の皆さまとの協働により、この日を迎えることができました。
過去10年、ノーベルに関わってくださったすべての皆さまに、深く御礼申し上げます。
私たちが創業当初から目指しているのは「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」です。
この10年、必死に病児保育に取り組んできました。
しかし、この10年で本当にビジョンに近づいたのか?
私たちはこの1年間、このビジョン実現のために、次の10年で何をすべきか考え続け、未来を描きました。
「2030宣言」としてまとめ、完成したのが「2030年へのVISION BOOK」です。
病児保育を必死で充実させてきた10年は、「病児保育だけでは仕事と子育ての両立をサポートしきれない現実と葛藤してきた10年」でもありました。
10年前に比べれば、出産後も働き続ける女性は増えました。
共働き家庭は既に6割を超えています。
”イクメン”という言葉も浸透しつつあります。
しかし、その中身はどうでしょうか。
「家計の大黒柱は夫」
「家事と育児の最終責任は妻が担うもの」
そんな土台の価値観は変わらないまま、
母親たちの「努力」と「忍耐」によって、「両立」は成り立っているのではないでしょうか。
このままでいいわけがない。
母親の努力と忍耐で成り立っている今の「両立」をなくしたい。
そして私たちは動き始めることを決意しました。
新しいノーベルは、企業、地域、行政、家庭にも首を突っ込んで、
「両立に必要なあらゆる取り組みを実現する」ノーベルへ。ノーベル自身も変わります。
その決意も込めて、団体ロゴも刷新します。
もう、おかんひとりに抱え込ませない。みんなで、子育てするから両立できる社会。
その想いを込めた新しいロゴマークです。
おかんも、おかんの家族も。保育を担う人も、勤め先の企業も、地域の人も。
行政も、支援する人も、そしてノーベルも。
四方八方のみんなが、両立時代に入ったこれからの子育てに寄り添っていく。
必要な時には連携しあって、その輪を広げていく。
そんな未来を掲げて、ノーベルの新しい挑戦がはじまります。
次の10年に向けた私たちの本気のチャレンジ。
本日からその取り組みへのご支援を募るクラウドファンディングも開始しています。
皆さまとともに”次の10年”にふさわしい新しい両立の姿をつくりたい、と強く思います。
ぜひこの先もノーベルへの応援を何卒よろしくお願い申し上げます。
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代表長谷亜希ノート