(2018.08.10更新)
代表長谷亜希ノート
断られる社会ではなく受け入れられる社会を目指す
昨日はまた1つ新しいことがカタチになるんだなと見えたミーティングができました。
日々、怒涛ですが、一歩一歩着実に進んでいるかな。
どこにいっても断られる社会がまだまだある。
2018年のはじめ、私は、とある障害のあるお子さんを持つ親御さんとお話をしました。
どこに行っても断られる。なぜ預かってくれないのか。
何回も何回も行って、断られて、またかと傷つき、ノーベルのHPでスペシャルニーズ保育をしていると書いているのをみて可能性を感じ問合せをした。
でもノーベルにも断られた。
そんなんやったら、最初から書かないでほしい。
無意識に傷つけてしまっている。
他の親御さんがまたこんな思いをしてほしくない。
そんなことがありました。
ノーベルではスペシャルニーズ保育といって障がいをもつお子さんでも受け入れをしています。
審査はさせてもらい、お断りすることもあることは伝えていましたが、その説明が親御さんが納得いくものではありませんでした。
私はスタッフ全員を集めて、ノーベルはこれでいいのか。と問いかけました。
なぜ、親御さんをサポートするはずの団体が親御さんを傷つけているんだと。私たちは今何が必要なのか。
このスペシャルニーズ保育は2012年にとある親御さんとの出会いから私は創りました。
その時のリリース記事をみんなにも読んでもらいました。
あれから、ちょうど6年がたちました。
思いだけで進んでいくのはとても危険であり、さらに知識スキル経験を積み重ねる必要がある。
見直しもう一歩進める。
断られる社会ではなく、受け入れられる社会を目指していきたいと決心した日でした。
スペシャルニーズ保育を進化させる!
私たちの病児保育の事業方針に、
「病児保育を誰もが利用したい時に利用できるセーフティネットにする」
があります。
その中でも私たちは所得の格差を解決していくために寄付を募って世帯年収300万円以下のひとり親家庭に安価に病児保育を提供してきました。
そして、今回もう1歩進みたいと思っているのが障がい児の受け入れ。
2012年からスペシャルニーズ保育として受け入れはしていたものの、それは全員ではないし、スキル知識もまだまだ伴っていない状況です。
この数か月、
受け入れの基準を議論したり
スタッフのレベル、質の底上げのために、実際に外部から研修をしてもらったり、
また、実際に訪問するとなったときは子どもの命を守るために2名で訪問をする、定期的に面談を実施する、などなどの内容のことも話し合い、また現在スペシャルニーズ保育として月会費に+1,000円を利用者からもらっているのもおかしくないかなどなど…
様々な議論を繰り返してきました。
そして、ようやく大枠が決まった!というのが昨日。
まず最初の第一歩を踏み出せそうです。
秋頃に発表できればと思います。
創業当時から現場の声に耳を傾ける。利用者の声に耳を傾ける。
基本の基本をしっかりやっていきたいなと、改めて思っている2018年度です。
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