納得して預ける

大阪の病児・病後児保育施設、病児対応ベビーシッターの選択肢

皆さん、こんにちは。ノーベル広報担当です。

いよいよ10月突入ですね!10月といえば、保育所4月入所の一斉申込みが始まり、いよいよ来春の保育所入所に向けて、準備を開始されるご家庭も多いのではないでしょうか。

保育所入所と同時に(といっても過言ではないほどすぐに)ぶち当たる壁が「子どもの病気のときの対応」です。

今日から数回に分けて、病気の子どもを預けられるサービス、その中でもノーベルも含まれる「訪問型」「ベビーシッター型」の病児保育について詳しくお伝えしていきたいと思います。ぜひご家庭のそれぞれの状況にマッチする選択肢を見つけていただければと思います!

 

子どもが熱を出すのは当たり前のこと

「さぁ、保育所も決まったし、これからバリバリ働くぞ~~~!」と思っていても、実際問題、子どもは集団生活の中で、風邪をもらってきては、鼻水を出し、そしてすぐ発熱をする、そういうものです。

これは誰しもが通ってきた道で、子どもはこうして免疫力を付けて体を強くしていきます。0歳児は年間30日、1歳児で20日、2歳児で13日程度、平均して保育園を病欠するのです。

といっても、親からしたら「またか~~」とちゃぶ台ひっくり返してやりたい位の衝動に駆られるもの確かで・・・(笑) 職業柄、そう滅多に仕事を休めない人、周囲に頼れるサポータ―がいない人にとっては、本当に死活問題です。

 

病気の子どもを預けられる場所って?

高熱で機嫌の悪い我が子をおいて、仕事に出掛けるのは誰だって胸が苦しいもの。とはいえ、どうしても仕事も休めない時に力になってくれる人たち。先輩ワーキングマザーたちはどんな人に預けて仕事に行っているのでしょうか?

1) 病児・病後児保育施設

2023年6月現在、大阪市内には、病児保育施設は17施設(内1箇所休止中)あります。

病児保育施設を利用する際は、利用したい施設で事前に利用登録が必要になります。
病院・診療所併設ではない実施施設では、利用前にかかりつけ医等に受診し、医師連絡票を作成する必要があります。

医師連絡票は実施施設で配付しているほか、以下のリンクからもダウンロードできます。

大阪市の病児保育医師連絡票(PDF)

大阪市の病児保育施設一覧(大阪市ホームページにとびます)

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000002450.html 

2) 訪問型病児保育・病児対応ベビ-シッター

お子さまのご自宅でケアをする訪問型の病児保育です。その中でも2種類あります。

■ 病児専門で行っている事業者
■ 病児も対応するベビーシッター事業者

最近ニーズが高いのか病児対応しているベビーシッター会社さんも増えてきているように思います。

ただ、各社それぞれ、体温や感染症の種類等、お預かり可能な範囲が異なっていたり、料金体系も異なるので、自分の家庭の状況にマッチする会社を選ぶには、吟味が必要です。

どこが預けやすいの??安いの??と悩む方も多いと思います。

大阪市内の病児・病後児保育事業者一覧(施設型も含みます)

3) ファミリーサポート・センター

各自治体が運営しているベビーシッターサービスのようなものが、ファミリー・サポート・センターです。地域のいわゆるおばちゃんたちが子育て世帯をサポートしてくれます。

ベビーシッターサービスよりも割安で依頼できるので、有難い存在ですね。

自治体によっては、病児保育NGのところが多いのですが、回復期や病後児保育等の場合はOKというところもありますので、「◯◯市 ファミリー・サポート・センター 病児保育」と言ったワードで検索してみてください。

病後児OKなファミリー・サポート・センター

大阪市ファミリー・サポート・センター

微熱程度で他の症状が無く提供会員が対応できる場合や、集団保育が可能な程度に安定して回復しているお子さんについては預かることが可能です。ただし、年齢や前後の生活状況等も踏まえ、お子さんのそれぞれに預かり可能な範囲が異なりますので、お子さんの体調不良時にも預かりを依頼する可能性がある場合には、お住まいの区のファミリー・サポート・センターのコーディネーターにお伝えください。

吹田市ファミリー・サポート・センター

病状が回復に向かっており、生活及び食事などの特別な配慮が不要になった時、いわゆる病後児の場合は、かかりつけ医と相談の上、依頼申込をいただくことは可能です。

 

4) じぃじ・ばぁば、身内同然のおばちゃん、親戚のおばちゃん、姉妹、ママ友

身内などの家族の場合、費用がかからず預けやすいのが何と言っても一番の利点ですね。

「働く!!おかん図鑑」に出てくる先輩おかんには、「ばぁば、妹、身内同然のおばちゃん、そして自分の4人で、病児対応のシフトを組んでいる」というツワモノも!

他にも、少し遠慮や気遣いが必要なママ友と預け合う場合は、「ファミリーサポートセンターにお互い登録して、万が一何かあったときに保険がちゃんとおりるようにしている」という堅実ママも。 

病児の看病に複数の選択肢を用意しておくこと

「子どもが突然の発熱、でも仕事も休めない!」 そんなときの預け先について、上記の通り、ご紹介しましたが、「どれか1つを選ぶ」のは得策ではありません。

病児保育施設も当日朝申し込んでも、キャンセル待ちになっていることもあるし、頼みの綱のばぁばが「腰痛めた」ということも多々あります。ですから、どうしても職業柄休めない日がある方などは、複数の選択肢を準備しておくことが必要です。

複数の選択肢があると、利点もあります。
——————–
★「突然39度の発熱。でも朝イチで大事な会議があるんだよな・・・受診に行ってる時間もない」
そんなときは、当日予約も100%対応、受診代行もできるノーベルに依頼。

★「熱も落ち着いてきたし、少しの移動なら子どもも大丈夫だろう」
そんなときは、隣の区の病後児保育施設へ。

★「病児保育施設の17時のお迎えに間に合わない。1時間半だけ見てもらえればいいのに・・・」
そんなときは、1時間あたりの料金が安いベビーシッターさんに依頼。
———————

等など、お子さんの症状など、時と場合に応じて、様々な使い分けが可能になります。それがかかる費用を抑えられることにもつながります。

うまくいろんな制度・サービス、そして周りの人を頼って、一番大変な病児の看病や育児と仕事の両立を乗り切ってください。そして、無理!と思ったときには、思い切ってゆっくりと休んでくださいね。

 

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