ノーベルの保育品質

病児保育奮闘記|「この人ならワガママ言ってもいいかな」の巻

日々の保育で出会うお子さまとのやり取りをご紹介する病児保育スタッフ奮闘記。
今回は保育スタッフから届いた、2歳の男の子との心あたたまるレポをご紹介します。

お子様プロフィール
Kくん:2歳0ヶ月

まだまだ緊張がとれないご訪問と保育ですが、その日の訪問は2歳になられたばかりの男の子、Kくん。
ヘルパンギーナの回復期での保育でした。

最初は不安げなKくんでしたが、お父様からの引き継ぎ後、親子でお気に入りのプラレールでご一緒に遊ばれるお時間も予定してくださり、その雰囲気がとても微笑ましく、私も自然とKくんとお話することができました!

そしていよいよお見送り、大泣きになるかも・・・と覚悟していましたが、泣かずに頑張ったKくん。(でも心の中は不安でいっぱいだったと思います。)
とっても寂しい表情でしたが、大好きなプラレールの続きで笑顔も広がってきました。

新幹線を走らせて~、トーマスも走らせて~、線路も変えて~と、どんどんKくんの電車の街が繰り広げられます!
そして脱線など困ったことが起きるとスタッフに甘えてくれるお顔もとてもかわいいのです!

プラレール遊び

お絵かきも大好きなKくんは、大きな○や小さな○を上手に組み合わせて「しょうぼうしゃ~」と教えてくれました。

このころには、スタッフにずいぶん慣れてくれたご様子。
あまり水分補給が進まないKくんでしたが、スタッフの水筒に興味津々!
「カンパーイ!」とコップを合わせて、お茶をゴクッ!
おいしいね~と楽しいね~とにっこりの場面も増え、安心してもらえたことに私も嬉しくなりました。

片付けも手洗いも上手にすませ、得意げなKくん。
ご準備いただいた昼食を美味しそうに食べ、もちろんおかわりもして、遊びも自然と静かなものに・・・。

でも・・・!

絵本を読んだり、ミニカーを走らせたりしながら、お昼寝はしないよ~!”とアピールです。

最初は布団で横になり絵本を読んでいましたが、うとうとした自分に気付いたKくん、
あわててリビングにお引っ越し!

でも・・・!
やはり眠気に勝てないKくん、椅子に座って絵本を読むことに。

その日は、絵本『ぶんぶんきいろ』がとても気に入って何度か読んでいましたが、
眠くて絵本を選ぶパワーもなくなったKくんはエンドレスのリクエスト!

出来る限りとことんお子様に寄り添えるのが、ご自宅での病児保育のいいところの一つです。
もう一回読もうね~と10回程繰り返すと、とうとう机に伏せて眠りについたKくんでした。

うつ伏せで眠る男の子

お目覚め後のおやつはやはりご機嫌のKくん。
しかし、夕方になるに連れ、“イヤイヤ~”がでてきました。

お父様からも「イヤイヤ期真っ盛りです」とうかがっていたのですが、あまりにもお利口さんのKくんだったので、うっかりしていました!

「お熱を計ろうね」と体温計を出しただけで、シューッと新幹線よりも早く逃げ回ります!
朝は夢中で組み立てていたブロックも、「でーきーなーいー」とポイポイ!
イヤイヤ期Kくんの本領発揮です。

そのときふと窓の外をみると、大好きなトラックが見えました。

私「ねぇKくん、大きなトラックが見えたよ~」

Kくん「!!!」

・・・私が差し出した両手を勢いにしてピョーンと抱きついてくれたKくと、窓からトラックを見つめた後は、しばらく乗り物探し!飛行機に郵便車に~、と右から左、上も下も首を振り振りしながらの楽しいひとときでした。

窓から外を見る男の子

慣れたお家とはいえ、初めてのスタッフと過ごすのですから、緊張や不安が当然あったであろうKくん。
一日を通してこの人になら甘えてもワガママ言ってもいいかな」と思ってもらえたことが何より嬉しいです。

働くご両親にとって一番の心の支えである大切なお子様をお預かりするこの仕事は、奥が深くて日々学びと反省と繰り返しです。

長い長い人生の中でのたった一日の出会いかも知れませんが、これからも丁寧な保育を心掛け、お一人お一人との「たった一日」を大切に過ごしていきたいと思います。

本部スタッフより

一日の始まりの緊張した様子から、少しずつ打ちとけていき、一日の終わりにはワガママまで…、と、お子さんの気持ちの変化が伝わってくる、すてきなレポートでしたね☆
保育スタッフの誠実で丁寧な人柄が伝わってきます。

安心して「イヤイヤ」してくれることが、こんなにうれしいなんて・・・!
読んでいるこちらまで胸をほっこり温かくさせられました。

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