ノーベルの保育品質

病児保育奮闘記|ポケットに残るプレゼントのぬくもり

日々の保育で出会うお子様とのやり取りをご紹介する保育スタッフ奮闘記。
今回は、保育スタッフOから届いた、心あたたまるエピソードをご紹介します。

お子様プロフィール
Kちゃん:4歳

その日は、Kちゃん(4歳の女の子)のお宅に訪問させて頂きました。
保育園にはいけないけれど、お熱も下がり、元気そうなご様子。

Kちゃんとは半年ほど前に1度しかお会いしていなかったのですが、
私のことを覚えてくれていたようで、
お母さまによると予約をすると決まった時点で
「Oさんに来て欲しい!」と指名してくれていたそうです(*^^*)
当日は玄関までお迎えに来てくれていました。

おままごとが大好きなKちゃん。
お人形を使って病院ごっこや保育園ごっこ、お弁当つくりをしていると
Kちゃんが見つけたカバンにピンクのクマのキーホルダーが入っていました。

私が、「かわいいね~」というと、
サッとクマを差し出し、
「これ、Oさんにあげる!」とKちゃん。

「嬉しいけど、Kちゃんが大事に持ってってあげて」というと
「だって、Oさんの好きなピンクやで」と。

ピンクのテディベア

遊びの中で私が「ピンクが好き」とお話をしたことを、ちゃんと覚えていてくれたようです。

とっても嬉しくて、Kちゃんの気持ちと一緒に、
キーホルダーをエプロンのポケットへしまいました。

キーホルダーは、帰りの引き継ぎ時に、そっとお母様にお返ししましたが、
私のポケットにはKちゃんのやさしい気持ちがいっぱい残っています。

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