ノーベルの保育品質

病児保育奮闘記|お外に行きたいTくんの巻

こんにちは。保育スタッフの山本です。

まだまだ、暑い日が続いておりますが、もう夏も終わりなんですね。
朝夕が、随分涼しくなってきて、少しずつ風が気持ちよくなって来ました。
もうすぐ、私の大好きな「食欲の秋」がやってきます!!
さつまいもや栗が大好きなので、今から楽しみです。

さて、本日は保育中にあったエピソードを書かせて頂きます。

先日、お伺いしたのは、お外遊びが大好きだという3歳の男の子、T君。
前日は、お熱があったようですが、その日は体調も落ち着いていました。

元気が出てくると、お部屋遊びでは物足りなくなってきたのか、
「お外行けないね・・・」と何度も聞いてきます。
「元気になったら行こうね」とお話していると、お外にいったら、滑り台がしたいともお話してくれました。

お外遊びがなかなか諦められなくて、何度も窓の外を見に行くT君。
お昼が過ぎ、窓には大きな雲がたくさん見えてきました。

「雲大きいねえ。」
「雲、大きすぎてお外行けないねえ」

お天気は良いのですが、T君が見ている窓からは大きな雲しか見えません。

窓から見える曇り空

どうやら、大きな雲がT君を納得させた様子で、T君のお話は、
「お外いけないね~」から、「明日行こうね」に変わりました。

雨が降っているとか、病気だからではなく、雲が大きいからという発想はなかなか出てこないなと思うと同時に、
雲を見ながら納得しているT君を見ているととても可愛く、微笑ましく思いました。

お子様とお話していると、大人では思いつかないような発想が出てきて、微笑ましかったり、楽しくなったり♪
いつも、暖かい気持ちにさせてくれます。
今後も定期的に保育エピソードをご紹介しますので、楽しみにしてください。

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