(2020.01.16更新)
納得して働く
育休復帰応援シリーズ|「病は子から」にサヨウナラ。感染予防☆きほんの心得4つ
皆さん、こんにちは。スタッフ吉田です。
「子どもが病気のときに大変なこと、って何ですか??」
という問いをすると、必ずトップ3に入ってくるのが、<家族内感染>です。
「下の子がインフルエンザに感染、翌週上の子発症で2週間近く欠勤!」
「子どものロタが夫に感染、ついで私に感染して、親子全滅!」
病気の子どもの看病や、持ち帰り仕事などで寝不足→免疫力低下となり、
余計うつりやすくなってしまうのでしょう。ほとんどの親御さんが経験されていると思います。
そこで【育休復帰応援シリーズ】vol5.は「子から病気をもらわないコツ4つ」と題して、
家族内感染を防ぐ基本ポイントをお伝えしたいと思います。
■ひろめない!子から病気をもらわないコツ4つ■
1) あきらめない。
2) 手洗い・うがい・マスクの基本を徹底する。
3) 病気について調べて、消毒・清潔な環境をつくる。
4) 寝る。食べる。
↑「働く!!おかん図鑑」に登場する<もらわない>エキスパートの「感染ひろめないおかん」親子です♪
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1) あきらめない
過去の私がそうだったので、きっとそんなお母さんお父さんも多いと思うのですが、
「こんなにベッタリくっついてるんだから、うつったってしょうがいない」
「もううつってるかもしれないし、今さら予防したって意味ないんじゃない?」
とお考えの方、いらっしゃいませんか??
確かにそう思う気持ちもすごく分かるのですが、
でも実際、連日お子さんのケアにあたるノーベルの病児保育スタッフは
お子さんから病気をもらうことはほぼないのです。
ですから、まず<あきらめない>ということ。
次からお伝えする予防をしっかり行っていただければと思います。
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2) 手洗い・うがい・マスクの基本を徹底する
病気によって、気をつけるポイントはまちまちですが、
口や鼻から体内にウイルスを入れないためには、やはりこの基本がめちゃくちゃ大事です。
下痢の子どものオムツ交換をしたら、どこも触らず手洗い。
子どものヨダレや鼻水がついたと思ったら、どこも触らず手洗い。
ウイルスが付着した手で家中の扉、スイッチ、リモコン等触っていると、
そこにもウイルスが付着してしまい、そこを触った次の人が感染、ということになります。
いずれにせよ、<こまめに><接触後はどこも触らず>手洗いに直行し、
できれば<使い捨てのペーパータオル>で手を拭ければベストです。
手洗い・うがい・マスク着用については、下記の『小児科医に聞く!お役立ち情報|家族全滅を回避する!インフルエンザ予防』
の記事で詳しく説明していますのでぜひご覧ください。
https://nponobel.jp/blog/181129y/
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3) 病気について調べて、消毒・清潔な環境をつくる
手洗い・うがいを徹底すれば、ある程度の予防はできますが、
それだけでは足りない場合はたくさんあります。
そして、病気といっても色々な病気があるので、対応がまちまちです。
例えば、「消毒」というと、アルコール消毒をイメージされる方が多いかもしれませんが、
嘔吐下痢症状のノロウイルスやロタウイルスなどは、アルコールはまったく効きません。
以前、我が家の夫がウイルス性結膜炎(保育園は出席停止の病気)に罹ったのですが、
夫が「かゆい」と目をこすった手で、家中移動、ドアノブなどにもウイルスが付着しているわけです。
朝、顔を洗って拭いたフェイスタオルもそのまま放置状態なわけです。
私はインターネットで、主な感染経路や予防方法・消毒方法を調べ、
下記のような対策をとり、何とか家族内感染は防ぎ事なき終えました。。。
・家中をアルコール(エタノール)で消毒(触る部分を中心にぞうきん拭き)
・夫も家族もタオルは共用せず、一回で洗濯
・お風呂は夫が最後
・寝る時はもちろん、過ごすのも極力隔離
今回、主要な病気の対応策をこちらで説明はしきれませんが、
今の時代、インターネットをひらくと、上記のようなことは5分もあれば調べられます。
受診のときに小児科の先生に聞くのもよいと思います。
以前書いた、ノロウイルスの対応策をまとめた記事も人気です。
ぜひこちらも併せてご覧ください。
https://nponobel.jp/blog/181213y/
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4) 寝る。食べる。
そして最後は、何と言っても、ちゃんと睡眠・栄養をとること。
高熱の子どもが夜眠りが浅く、グズグズ。夜中に何回も嘔吐。
子どもが病気のときは、お母さんもお父さんも寝不足になりますよね。
ただ自分が倒れたらおしまいです。
そこは、職場の人、家族、ノーベルのようなお助けサービスをうまく活用して、
自分自身が倒れないよう、意識して睡眠時間を確保してくださいね。
1週間くらい家事がおざなりになったって何とかなります。子どもと一緒に早く寝てしまいましょう。
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