(2017.04.04更新)
ノーベルと学ぶ保育
子どもの病気乗りきり術|下痢・嘔吐時の食事のポイント
こんにちは、ノーベル事務局です!
子どもの病気乗りきり術、今回は下痢・嘔吐時の食事についてご紹介します。
ついに来週から4月に入ります。入園式が終わると慣らし保育がスタート。親御さまも職場復帰して、我が子も自分も新生活!
さあ、頑張るぞ!という時に、熱が出た~!嘔吐した~!鼻水とまらない~!
保育園の中で集団生活が始まると、今まで風邪をひかなかった子でも、風邪やウイルスをもらってくることがあります。
今回は、ご家庭で実践していただきたい、下痢・嘔吐時の食事や水分補給で気を付けるポイントをお伝えします。朝は元気だったのに、夜に突然嘔吐!下痢!そんな時の食事には注意をしないといけません。お子さまの体調に合わせて参考にしてくださいね。
水分補給はゆっくりと
下痢やおう吐時に、最も気をつけたいのは脱水症状です。激しい嘔吐や下痢が繰り返されると急速に水分を失うため、小児用のイオン飲料、野菜スープ、少し薄めた味噌汁の上澄みなど、ゆっくりと与えます。また、乳児の場合は、母乳を中断したり、ミルクを薄めたりする必要はありませんが、こちらもまた、少しずつ飲ませます。
はじめは一匙から、少量ずつ様子を見ながら量を増やしていきます。
お子さまが一気に飲みたがっても一度に大量に飲むと、嘔吐してしまう可能性があるので、根気が要りますが、少量を時間をあけてこまめに水分補給する事を心掛けてくださいね。
嘔吐や下痢のときの消化の良い食事
食事内容はおかゆや薄味のコンソメスープ、野菜がくたくたに煮てあるおじやといった消化の良いものからはじめてみましょう。与えるものの目安は、「便の状態と同じくらいのかたさ」にすること。
嘔吐の際は、脂肪や糖分が多いもの、冷たいものや、食物繊維の多いものなどは避けましょう。また、下痢の際は、さつまいも、納豆、かんきつ系の果物やジュース、牛乳やヨーグルトのような乳製品など、腸の動きが活発になるものを避けましょう。
徐々に、食欲がわいてき始めたら、形のある食べごたえのあるものに少しずつ変えていきましょう。
大阪府の「こどもの体調に合わせた食事のポイント」では「具なし茶碗蒸し」や「りんごのくず煮」などのレシピも紹介されています。ぜひこちらも参考ください。
ケア中におかしいな、と思ったら再受診を!
ぜひ、紹介している内容を参考に、お子さまの症状・年齢に合わせてケアをしてくださいね。
とはいえ、お子様の体調不良に急には慣れないもの。ケア中に何かおかしいな・・・と思ったら再受診をしてください・・・!
また、一人で子どもを見るのが不安・・・。
しかし、明日は大事な会議があってどうしても仕事が休めない・・・。
3日休んでこれ以上は仕事に穴をあけられない・・・。
こんなときにノーベルの病児保育という選択肢があります。
病児保育の知識を身に着けた、子育てや保育のベテランが一対一で、お子様に付き添って見守ります。ぜひ、困ったときには、周りのサポートに頼ってくださいね。
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