(2016.10.09更新)
ノーベルの保育品質
病児保育奮闘記|5歳男児の心をつかんだ最初のツカミの一言とは?
日々の保育で出会うお子様とのやり取りご紹介する保育スタッフ奮闘記。今回は聞き上手なスタッフが、5歳男児にぐんぐん信頼されていく様子が伝わってくるレポートです♪
お子様プロフィール
Rくん:5歳11か月
大阪市阿倍野区在住。
――――予約時の状況―――
2日前から体がだるく、前日は37℃で、鼻がつまってしんどいとのことで、前日夜に翌日9:00-18:00のご予約をいただきました。
引継ぎの後、バイバイとお父さまに手を振りお見送り。
大事そうにしてあったベルトを指さし、「仮面ライダー<ゴースト>のベルトだね」と話しかけると、「!!・・・よくぞ聞いてくれました!!」と言わんばかりに「ほらっ!」とアイコンも見せてくれました。
(※スタッフは年齢や性別ごとに、どんなものが流行っているか情報共有をしているので、メジャーなものならたいていのものはわかります^^)
「これがムサシで、これがな…」と堰を切ったように詳細に説明が始まり、ふん、ふん、ふん、それで?と教えを請うと、もう止まりません。
受診への道中も、「ディケイド知ってる?昭和ライダー出てくるで」「1号はな…」「ストロンガーはな…」と熱心に解説してくれました。
受診の結果は、体調崩していたところから、鼻にきて、それが耳にきて耳に少し水がたまっているそうで中耳炎になりかけているとのことで、鼻を吸ってもらい、吸入してもらいました。
鼻水や耳にたまった液を出しやすくする薬と、抗生物質が処方されています。
1週間分の薬がなくなった頃または、鼻水がよく出るようであれば早めに再来院してくださいとのことでした。
帰り道もまた、仮面ライダーの話をたくさん笑顔で話してくれているRくんです。
戻ってきてお昼ご飯。
シチュー半分とおにぎり1個をいただき、薬の時間。
Rくん:「薬、苦い?」
スタッフ:「甘いと思うよ^^」
Rくん:(ごくん)「・・・・あまい!」
スタッフ:「よかった!」
Rくん:「もう一つも飲むわ!」
スタッフ:「うん、がんばって!」
Rくん:(ごくん)「・・・苦いわ(><)」
といいつつも、苦い薬も頑張って飲みきりかっこよかったです!
鼻水がつまっていて、かわいた咳をしています。
鼻がつまっているので、眠るときに少し呼吸しづらそうです。 (><)
少しして、お昼寝。
2時間半ほどお昼寝の後、いっしょに「ぶんぶんごま」を作りました。
Rくんは、こまに「何描こうかな…」と悩んでいましたが、大好きなぶどう、マスカット、仮面ライダーなど、難しいながらもがんばって描いていました。
「あ、まわった◎」と喜んでいました。
ミルクせんべいのおやつを食べながら「保育園でも食べたよ。4枚やったよ」
「練乳がいっぱいやったで」と話してくれて、今回は練乳が少ないとご意見をいただいてしまいました^^;
午後は、午前中に約束していた「折り紙で仮面ライダー」の時間。
スタッフが折るだけでなく、一緒に仮面ライダーを折ろうと誘いました。
はじめは「できない」と言っていましたが、がんばって作り上げるとできたことが嬉しいのと、自分で作ったことで自信になったようで
「もう1個作る!」と意欲的になっていました♪
ほんの短い時間の、小さなできごとですが、小さな自信に繋げることができたかもしれないと思うとうれしかったです♪
仮面ライダーの話題で盛り上がり、いっぱい話を聞いて下さったみたいですし、折り紙で仮面ライダー作ってくれて、長い時間、退屈しないで過ごせたようでした。今回もお願いして良かったです。
問題なしです!
本部スタッフより
自分の好きなものをわかってくれる、話をしっかり聞いてくれる、と
Rくんがどんどんスタッフを信頼してお話してくれたようですね。
楽しく過ごしてくれたようでよかったです!
仮面ライダーパワーで、病気を吹き飛ばしてね。お大事に☆
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