(2019.12.08更新)
ノーベルの保育品質
病児保育奮闘記|初利用でもスムーズに打ち解けてくれたプロセスとは
日々の保育で出会うお子様とのやり取りご紹介する保育スタッフ奮闘記。
今回は、初利用でドキドキしているご両親にも安心いただけたケースをご紹介。
お子様プロフィール
Sちゃん:1歳7か月
大阪市西区在住。(西区パックご利用)
――――予約時の状況―――
「4日前の夜より38-40℃の発熱、咳がありウイルス性上気道炎と診断されました。
前日より熱が下がってきましたが、17時の時点で37.8℃の熱あり。
明日朝の時点で完全に熱が下がっていなければ保育園に行けません。
食事摂取良好、全身状態良好、端の絡むような湿った咳のみ、下痢なし。」
初めてのご利用との事で、ご両親揃ってスタッフをお出迎えいただきました^^
お母さまをお見送りした後は(許可を得て)「おかあさんといっしょ」のビデオをしばらく見ていました。
ぬいぐるみのくーちゃんがお気に入りということだったので、くーちゃんたちが遊びに誘うと、一緒におもちゃの部屋へ行き、いろいろとおもちゃを出して見せてくれました。
(お気に入りのぬいぐるみがお話すると、心を開いてくれるお子さんは多いです☆)
どうぶつカードがあったので、「うさぎは?」などと尋ねると
自分でカードを取って箱にしまう遊びを楽しんでいました。
しばらくすると、テレビの横の戸棚を開けました。
ん?何するのかな?と見ていると、戸棚の中のペットボトルを丁寧に全部出して…
重いねー、がんばったね!と声掛けしていると、
次はご丁寧にお片づけ…また丁寧に全部片づけていきます。
おー!全部終わったね!と声掛けすると、また丁寧に全部出して…
丁寧に全部片づけて…
丁寧に全部出して…
丁寧に全部片づけて…
・・・。
…という作業をずーっと繰り返し楽しんでいました。(5分以上・・さらにそれを2回!^^;)
単調な作業ですが、彼女にとっては何か意味があるのだろう…とスタッフも丁寧にそれにお付き合いをしていると、慣れてきてくれたのか、認めてくれたのか、おしゃべりがたくさん出てきました!
滑り台を下から登ってずり落ちては「むずかしい…」とか
絵本を読んで「いっしょにこれ読もう」と誘ってくれたり、私に本を一冊渡して「読んでね」というしぐさをしたり、とってもキュートです♪
ごはんはご用意いただいたお弁当♪
途中、眠気と戦いながら、半分目を閉じていましたがしっかりと完食しました。
牛乳も50ccほど飲んだところで、そのままスーっと午後のお昼寝に入りました。
(お父様がお昼休みに、泣いてないかと心配で少し様子を見に帰ってこられましたが
ぐっすり寝ているのをご覧になって、お父様も安心してそーっとお仕事に戻られました^^)
そしてしっかりと3時間半ほどお休みしたところですっきりしたのかお目覚めはしゃっきり!
すぐに滑り台へ向かって遊んだあと、
ご機嫌がさらによくなりおしゃべりもさらにパワーアップ!
楽しく魚つりゲームや動物カードで遊びました。
おやつの食べっぷりも元気よく、あっという間に食べ終わりました。
ウンチも元気なのが出てしっかりおむつ交換。
結局最後まで熱も上がることもなく、咳は少しありましたが
ねんねの間は咳もなくゆっくりお休みいただけたようです。
人見知りもなくとても可愛らしいお子さんでした。
丁寧に優しく対応してくださり安心して引き継ぎし仕事にいけました。
ラッキーなことにスタッフの方が2人もついてくださったので相手をしてもらえ娘もリラックスして笑顔で過ごせていたと聞き感謝いたします。研修生とは思えない細かく症状をみてくださり保育記録をみて経過がよくわかりとても助かりました。
仕事の合間にも保育の様子をメールで送ってくださり安心して仕事を続けられました。
本部スタッフより
研修生が実際に独り立ちするまでに、ベテランスタッフと同行させていただくことがあります。
研修生はご家庭に訪問するまでにかなり長い時間研修を受けているからか、
研修生…?大丈夫?と思われることはほぼなく、「一人の子どもに二人も来てくれてラッキー!」と思ってくださるご家庭が多いようです^^;
今回の研修生のご訪問についても、ご両親の引継ぎがバッチリだったこともあり、終始お子さまがご機嫌に遊んでくれていて、ご両親にもご安心いただけたようでよかったです♪
Sちゃん、お大事にね☆
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