プロフェッショナルボランティア

 こんにちは!インターン生の石部です。

今日のお話は、プロフェッショナルボランティアについてです。

プロフェッショナルボランティアとは、弁護士や会計士などの専門職の人々が
無報酬で行うボランティア活動のことです。

少ない人材や経営資源で活動するNPOの活動には、ボランティアの活躍が
欠かせませんが、その中でも特に専門的な知識やノウハウ、人脈が求められる
ときに、このプロフェッショナルボランティア(プロボラ)の出番となります。

アメリカではプロボノ(Pro bono publico ラテン語で「公共益のために」という意味)
といって、弁護士などの法律に携わる人々が、無料弁護士相談、無料法律相談を
行うことが奨励されています。
実際にアメリカ法曹協会(ABA)では、年間50時間以上このプロボノ活動を行うことが
奨励されています。

日本でも、第二東京弁護士会がこのプロボノ活動を義務付けており、年間10時間
(平成18年度までは30時間)の活動を行って、毎年度終了後に活動実績を弁護士会に
申告する制度を持っています。
(第二東京弁護士会ひまわり ウェブサイトより)

こうした専門家によるボランティアには、ノーベル自身もお世話になっていますし、
今後ともより多くの方々にご協力いただけるようにしていきたいです。

日本ではまだまだ始まったばかりのプロボラ制度ですが、今後日本で社会起業家が
活躍の場を広げていく中でも、ぜひ根付かせたいです。

そのためにどのような社会貢献がプロボラに求められているか。

どのような社会問題に関わって、どういった活動を支えていく必要性があるか。

それによって社会にどのような変化をもたらすことができるか。

問題提起をして、積極的に専門家を巻き込む力が求められます。

そもそも社会起業家とは、まちづくり、子育て支援、環境問題など、切実に必要と
されているにもかかわらず、収益を上げにくいがために手付かずだった問題に取り組む
人々なのですが、なぜ通常の企業も行政も手をつけられなかった分野で実績をあげたか
と言いますと、やはりこのプロボラの存在が大きいです。

“巻き込む力”を身につけて、よりよい活動を、より持続的にできるようになりたい!

そのために力を貸していただける方を見つけて、今後とも地域に貢献していきたいので、
どうぞご支援、アドバイスのほど、よろしくお願いします!

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