ノーベルの保育品質

病児保育奮闘記|説明会託児でリアルお医者さんごっこの巻

こんにちは。保育スタッフの鎌谷です!

日に日に暖かくなり、私の大好きな春がやってきたので、毎日理由もなくウキウキしてしまいます(笑)

4月になり、新しくクラスが変わったり、新しく園に通い出したり、と出会いが一杯ですね!
子どもにとっては新しくお友達ができることへの楽しみもありますが、それ以上にきっと緊張し、気疲れもすると思いますので、おうちでは少し甘えんぼになるのかな~と思います。
新しい環境は大人にとっても子どもにとっても、初めは少し疲れますもんね☆

でも、新しく経験することが多くなり、出来ることがひとつずつ増え、みるみるうちに成長し、たくましくなります!
そんな姿に勇気や元気をもらいます♪

新しい環境が皆さんにとって素晴らしい出会いとなっていますように・・・☆

さて、今回も保育で出会ったかわいいお子様とのエピソードをご紹介させて頂きますね!

説明会の託児でのヒトコマです。

その日お預かりしたのは3歳の女の子。
初めは「ママと一緒にいたい~」と言っていたので無理はせず、
「遊びたくなったら一緒に遊ぼ!楽しいおもちゃいっぱいやで♪」
と遊ぶ部屋を見てもらっておきました。

少しするとすぐに「やっぱり遊ぶ!」と託児の部屋に来てくれたので、
「何して遊ぶ?!♪♪」と聞くと、部屋を見渡して「これがいい!」と選んだのは、
メルちゃんの病院ごっこセット。
保育スタッフから使わなくなったのでと頂いたもので、いつも人気のおもちゃです。

「じゃあ、○○ちゃんは誰の役?」と聞くと、「お母さん!先生は病院の先生!」と言うので、私は先生役に。

私:「○○さん、どうぞ中にお入り下さい。今日はどうされましたか?」

Aちゃん:「ちょっとね、メルちゃんが風邪引いたみたいなんです。」

私:「あら、ではお熱測ってみましょうか?」
と体温計を渡すと、上手に脇に挟みます。

Aちゃん:「はい。お熱があります。」
と体温計を返してくれるので、お腹や背中を聴診器を当てたり、注射をしたりしてお薬を出して帰ってもらいました。

すると、「今度は反対!先生はお母さん!」というので、役を交代します。

ごっこ遊び

私:「あ、病院混んでるかもしれへんから電話で予約してから行こう!」
と言って電話をかける真似をすると、何度コールしても全然電話に出てくれません。(笑)

「あれ~?なんで電話出てくれへんのかなぁ?」
と独り言のように言うと、

Aちゃん:「まだ病院は開いてません~」
と言われました。(笑)

私:「これは失礼しました~。何時から開くんかな?」と言うと、

Aちゃん:「はい。もう開きましたよ~。」
と言ってくれたので早速行くと、

Aちゃん:「はい、診察券をここに出して、そちらにかけてお待ち下さいね」

おぉ!私より本格的・・・っていうかなんて流暢に話すんやろう(*0*)すごい!!!

ちょっと本当に病院にいるような感覚でメルちゃんと待っていると、診察室に通されます。

Aちゃん:「今日はどうされましたか?」

私:「ちょっとメルちゃんがお腹痛いみたいで下痢なんです」

Aちゃん:「はい。じゃあ、ちょっとお腹見せて下さい」
と私がしたように聴診器を耳に入れてお腹、背中を見た後、

Aちゃん:「あ~。これは下痢ですねぇ。お薬出しときますね。」
と近くにあった袋いっぱいに食べ物をつめて渡されました。

私:「先生、どうもありがとうございました。明日は保育園に行ってもいいですか?」と聞くと、

Aちゃん:「ちょっとやめときましょか。お薬全部飲んで下さい。」

私:「わかりました。ありがとうございました。」
と病院を出ると、

Aちゃん:「はい、じゃあ、今日は公園でご飯食べてお薬飲みましょう。」
と言って、さっき食べものをいっぱい詰めた袋を持って、メルちゃんを抱っこし、部屋中をぐるぐる歩き回って(狭い部屋ですが)公園となるスペースを探します。

私も後ろからついて行くのですが、なんと言っても部屋が狭いので、ぐるぐる歩き回ると目が回ります。(年のせいかもしれませんが・・・苦笑)

私:「先生!そろそろお腹空いたんでご飯食べませんか?」
と提案するとランチが始まりました。

おままごと

食べ終わるとすぐにお役交代。今度はAちゃんがお母さん役です。

私:「もう病院開いてますよ~。」

Aちゃん:「あ、今日は保育園休まなアカンから保育園電話しとくわ。」

ピポピポ(電話を押している)

Aちゃん:「あ、△△保育園ですか?あの、○○(自分の名前)ですが、いつもお世話になっています~。
すみません、あの~、今日なんですけど~、メルちゃんがお熱なんで、今日はお休みさせてもらいます。すみません~。はい~。大丈夫なんですけど~。はい。今から病院行こうと思ってます~。はい~。よろしくお願いします~。はい。はい。はい。失礼します~。」(ペコペコお辞儀しながら 笑)

おぉ!なんて本格的な電話!!・・・っていうかなんて流暢に話すんやろう(*0*)すごい!!!

この後、何度も役を交代しながら病院ごっこは続くのでした☆

それにしても、ストーリーは子どもですが話言葉はまるで大人で、改めて子どもの観察力に脱帽です!!

いつも思いますが、子どもは本当に大人の言葉をよく聞いていますし、態度もよく見ていますよね。
そしてそれを模倣する力を持っていますので、自分を振り返る良い機会も頂きました。(笑)

私の方が楽しかったのではないか、と思うくらい楽しませて頂きました♪

新たな発見があったり、成長を感じたりしながら楽しめるごっこ遊びが私は大好きです!

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