ノーベルの保育品質

病児保育奮闘記|保育園での節分豆まきの思い出

こんにちは!保育スタッフの鎌谷です!

本日は節分ですね!皆様はおうちで【豆まき】されますか?
保育園ではしますよね。子どもたちにとってはハラハラ・ドキドキの一日です。

私はいくつかの保育園で経験させて頂いたのですが、その園によって豆まきも様々。出てくる鬼のタイミングも様々。
遊びの時間に出てくる園もあれば、お昼寝から起きたタイミングで来たり、午後からの遊びの時間など。

先生たちも豆まきの気分を盛り上げようと少し前から、鬼について、豆まきについてなど子ども達にお話しします。

私は2歳~4歳をみることが多かったので、その時の印象が強いのですが、
普段は親分肌(姉御肌)の子は特に鬼がやってくると、いつもと違う表情を見せてくれることが多いです。
ちょっと【肝試し】みたい。

朝はだいたい、「鬼なんか怖くないし。やっつけたるし。」と自信満々にみんなに告げ、
「おぉ~!すごーい!カッコイ~!」

いざ・・・
窓の外に鬼の頭が見えると意気揚々と豆を持って近づいて行きます。
すると、鬼は窓から消え、

「あれ?」・・・・見ても、いない・・・

しばらくして気を抜いている時に、意表をついて鬼がやってきます。

今度は窓からのぞくのではなく、容赦なくお部屋にまで入ってきます!
いち早く気付いた子はその時何をしていてもなりふり構わず
「ぎゃ~~~~~!!」
と我を忘れて私の後ろに隠れにきます。(かわい~い♪)
もしくは部屋の隅に逃げます。
部屋の隅って逃げると追い詰められるのに、本能的にそこへ逃げてしまうんですよね。

朝「守ったる!!!」と自信たっぷりだった子は、というと、
一緒になって隅にいる。笑
もしくは、勇敢に立ち向かい(しかし腰はひけている、笑)睨んでいるものの、持っている豆の存在は忘れていてぎゅっと豆を握ったまま静止。

「○○くん!豆!豆!」

と言ってみると、

「あ!そうだった!」

と思い出した顔をして(気持ちの変化が手に取るようにわかります 笑)
今度は自信たっぷり全力で豆をぶつける。
しかも必死なので豆を投げるスピードの速いこと速いこと。

そして豆がなくなってもまだ鬼が逃げないと、空の豆入れを何度も見て、

「しまった・・・もう豆がなくなった・・・」

と青くなる。

節分の豆まき

そうかと思えば、いつもは恥ずかしがり屋さんであんまり前に出るのが苦手。いつも静かにしていたり、先生の後ろに隠れている子が、一生懸命豆を投げていたり、
持ち上がりの子だと、昨年は泣いてその場にしゃがみこんでしまうだけだったのに、今年は豆を一生懸命に投げていたり。
周りの雰囲気におされて勇気が出たり。

このときのみんなの様子を観察しているといろんな成長を見れて面白いんです。
気持ちの変化がどんどん読めて、私も守ってあげることを忘れてついつい観察を楽しんでしまいます(^-^;)

結局みんなで力を合わせて豆を投げ、鬼が逃げていくと、
みんなの顔がほっと安心。
しかもなんだかすごい一体感!!
やったね!!とみんな達成感を味わい、まるで一皮むけるようです。

もちろん年齢によってみせる表情や、鬼とのやりとり、保育者の援助は変わってきますが、
子どもたちの成長がよくわかる一日で、私は大好きな日です。

ノーベルでも豆まきしたいなぁ。
・・・・でも、片付けることを考えると・・・
食べるだけにしておこうかな♪

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