日々の保育で出会うお子様とのやり取りをご紹介する保育スタッフ奮闘記。今回は、保育スタッフKより届いた、初めてのお預かりのお子さんとの一日の様子をお伝えします。

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9月某日。晴れ。
私と研修スタッフの２人で、会員さまのご自宅へお伺いです。
今日の会員さまは初めてのお預かりです。
初めてノーベルを利用される親御さんは、きっと不安な気持ちだろうなぁ・・・と思い、
なんとか少しでも不安を安心に代えることができれば・・・と思いながらも
初めてのお子様で、私も研修スタッフもドキドキ（＞＜）
仲良くなれるかな・・・うん！なれる！！と自分達に言い聞かせていざ訪問！

ピンポーン♪
玄関が開き元気に挨拶をすると・・・Aちゃんが凍りついている。。。
「誰？！何しに来た？！嫌な予感がする！！」
まるでAちゃんの気持ちが手に取るようにわかる表情をしています。

お家に上がらせて頂くと、いつもと違う雰囲気に
「何かわからんけど嫌や～！！！（＞＜）」と言わんばかりに、
Aちゃんは泣き始めてしまった。

研修スタッフが無事に親御さんとの引継ぎを終わらせ、
Aちゃんと一緒に玄関までお見送りすると、
「おか～さ～ん！置いていかんといて～！
何かわからんけど嫌や～！！ぎゃ～！！！（＞＜）」
という様子で、Aちゃんはさらに泣いてしまいました。

「そうやんね。お母さん行っちゃって悲しいよね～。
よしよし、大丈夫やで～。遊んで待っとこうね～」
なんて声をかけながら抱っこして、
おもちゃの箱から好きそうなおもちゃをあれやこれやと出してみる。

これかな？絵本を出す。
「うわーん！いやだ～！！」

「ごめんごめん。じゃあこれは好きかな～？」キーボードを出してみる。

絶対これは好きなはず！親御さんからお気に入りのおもちゃだと伺っているし！と自信満々で差し出すと…
「うぎゃ～！！」

あれ？！これ好きなはずじゃ・・・
なんて思いながら当てが外れて焦って違うものを探す。

すると、アンパンマンの音楽が流れるおもちゃ発見！
宝物を見つけたような勢いで、「あ！アンパンマンや！！」とテンション高く明るく歌ってみる。

すると、ピタっと泣き止んでくれた！！さすがアンパンマン！！

はぁ、良かった(＾－＾)＝３と胸をなでおろし楽しく音楽に合わせて歌を歌うと、
Aちゃんは私の顔をじ～っと見ている。この人大丈夫かな？って審査中。

「大丈夫よ～仲良くなろうね～」心の中で話しかけながらひたすらニコニコ（^-^)．．．
ニコニコ（^-^)．．．ニコニコ（^-^；)ニコニコ．．．

ニコニコしている甲斐あって、とりあえず研修スタッフも私も合格もらえたかな？
その後遊んだり、泣いたり、遊んだりとしながら少しずつ打ち解けてくれてきた♪

Aちゃんが少し泣き始めると、
子どもと遊ぶことに関してベテランの研修スタッフが、
絶妙なタイミングでおもちゃを差し出し、遊んで見せる。
するとピタっと泣き止み、Aちゃんも同じようにマネして遊んでみる。
さっすが～（*^-^*）私もホッとする。

午前中はあんまり食欲もなく、
眠いのか目をこすったりしながら泣いたり、遊んだり、の繰り返しでした。
昼食は少しずつ進め、様子を見ていると、
食欲より眠気が勝っている気がする・・・。

抱っこから下ろしてみるとお布団ですぐにゴロンとなった。
やっぱり眠かったんや！
髪の毛やおでこを優しく撫でたり、背中とトントンするとすぐに眠ってくれた。眠れて良かった～。
私達保育スタッフにとって、お子様が眠ってくれる、というのは
ひとつの慣れてくれたサインなので、嬉しいんです！！

その間にご飯を食べたり、記録を書いたり、反省会をしたり．．．
そうこうしているとAちゃんの目が覚める。

お昼寝をたっぷりしたおかげでAちゃんの機嫌はV字回復♪
おやつもパクパク。自分から口を開けて手に持っているおやつを食べに来てくれる♪
お茶もしっかり飲んで、抱っこでなくても遊んだりできるくらいに機嫌が回復♪

あぁ～本当に良かった！（^0^)/

お母様が帰って来られ、お母様のホッとした顔を見ると
私達保育スタッフも本当に安心します☆
今日も無事に保育ができて良かった！次回伺う時にはもっと仲良くなるぞ！と
心に決めて帰るのでした。